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政経学部茂木ゼミナール、早稲田大学商学部横田ゼミナールとインゼミを開催

2011年12月8日(木)、政経学部茂木創准教授のゼミナールと早稲田大学商学部横田一彦准教授のゼミナールとの、大学の枠を越えた「インター・ゼミナール(インゼミ)」が、早稲田大学22号館において開催されました。横田ゼミとのインゼミは、今年で3年目となります。今回は、国際経済における「距離」を共通テーマに掲げ、成果発表と質疑が行われました。早稲田大学は、

「国際ビジネスにおける距離―CAGEのフレームワーク」

と題して、ハーバード・ビジネススクールのゲマワット教授の理論に基づき、グラビティー・モデルを用いて、貿易や直接投資の実証研究を発表されました。

他方、茂木ゼミナールは、今回、ゼミ生の春原貴通君(商学部国際ビジネス学科3年・茂木ゼミナール・ゼミ長)に加え、外部協力者として中島礼乃さん(政経学部経済学科3年・大谷博愛教授のゼミナール・ゼミ長)、後藤さやかさん(政経学部経済学科3年・小林敏宏特任講師のゼミナール)に参加していただき、混成チームによる発表となりました。発表した論題は、

「国際貿易における距離―貿易財の距離について考える」

111208motegi_seminar.jpgです。学習した理論研究をベースとして、彼らは、貿易取引される商品(財)と財との距離を一種の「代替性」ととらえ、「代替の弾力性」という概念を用いて財同士の距離を推計しました。 そして、実際に国産米とカリフォルニア米とを炊いて比較を行い、アンケート調査も行って、総合的に国産米とカリフォルニア米の距離(代替性)を分析しました。発表内容は、将来性のある研究と高く評価されました。

尚、今回は、本学商学部・政経学部が今年度より開始した前年度ゼミナール採用によるメリットを生かし、事前学習として新ゼミ生も聴講に参加してもらいました。

新3年生達は異口同音に『討論する上でも、経済学の基礎知識の重要性がわかった』、『1年後の就職活動を控え、経済学の基礎をしっかり固め、集団討論などに役立てたい』と話していました。

掲載日:2011年12月08日

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