拓殖大学関連の刊行物

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『英米文学にみる仮想と現実:シェイクスピアからソロー、フォークナーまで』伊澤東一(拓殖大学名誉教授)共著/川成洋、吉岡栄一編

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大学教育から英米文学が、学科としても科目としても、急速に姿を消しつつあります。成果の薄い日本の英語教育の主因の一つとされ、われわれ英語教員もその体質から変容を迫られてきました。その上で、今その功罪を自らに問い直す年齢になりました。同じ専門分野の先生方のご厚意で、私は拙訳と拙論を併載させていただきました。

英文学を代表するシェイクスピアの研究の現在を知りたいとの意図から、ケンブリッジ大学シェイクスピア・サマー・スクールでのモウズリー博士による講義「誰が『シェイクスピア』を書いたのか」を和訳し、作品が共同体的制作からやがて作者の誕生へと推移していく過程を学びました。一方、拙論「シアター座のこと」では、ルネッサンス運動の口火ともなった演劇熱の中核となった初期の芝居小屋シアター座に的を絞り、その円形型小屋のほぼ中央に位置する舞台に、このちっぽけな舞台でも世界を表現しうるという自負を秘めたシェイクスピアの一座が、そこに「世界の劇場」の理念を見出していた事実を論証してみました。

訳業と論考を通して、自分を根底から変容させる力は、語学上のスキルの奥の奥で体験する深い感情から湧き出てくることを実感しました。

 

出版社 / 発行

彩流社、2014年10月

 

著者

101110izawa02.jpg伊澤東一(いざわ とういち)
拓殖大学名誉教授。明治大学大学院文学研究科修士課程修了(文学修士)。1982年拓殖大学専任講師。1994年拓殖大学教授。著作に「ラフカディオ・ハーン傑作集第6・7巻」(共訳)、「知の系譜:イギリス文学:名作と主人公」(共著) など

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