お知らせ
麻しん・風しんの感染防止について
麻しんや風しんはウィルスによる感染症で、子供に多い病気として知られていますが、近年では20~40代でも免疫が十分でない人がおり感染のリスクが高く、一般的に成人が発症した場合は小児期の感染と比較し重症化しやすいので注意が必要です。
麻しんや風しんは特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。
個人でできる唯一有効な予防方法は、予防接種を受け、免疫をあらかじめ獲得しておくことです。
麻しんや風しんににかかったことがない、予防接種をしたことがない、または1回しかしていないという人は、速やかに予防接種を受けることをお勧めします。
麻しん
- 発熱や咳、鼻水など風邪のような症状が現れ、その後39℃以上の高熱と発疹が出ます。(潜伏期間10~12日間)
- 感染力が非常に強く、空気・飛まつ(咳やくしゃみなど)・接触により感染します。
- 中耳炎や肺炎、脳炎などの合併症を起こし命に関わることもあります。
- 麻しんと診断された場合は、解熱した後3日を経過するまで出席停止となります。
- ここ最近は大きな流行はみられないものの、東京都は他の都道府県よりも突出して感染者数が多くなっています。
- 感染者の年齢の内訳をみると20~30代の成人が42%を占めています。
風しん
掲載日:2013年03月12日