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米国大学に留学中の工学部国際エンジニアコース学生を訪問

現在、本学工学部国際エンジニアコース・パイロット養成プログラムの学生が米国の提携大学であるネブラスカ州立大学カーニー校に留学しています。

現地での学生指導および実習視察のため、パイロット養成プログラムの担当教員である風間秀樹工学部教授(日本航空ボーイング747型機機長、教官を歴任)が今回現地の大学を訪問しました。

 

風間教授の視察報告

国際エンジニアコース・パイロット養成プログラムの学生は現在米国ネブラスカ州立大学カーニー校でパイロット・ライセンス取得のための飛行訓練を行っています。

ネブラスカと言っても皆さんにはあまり馴染みがないと思われます。位置的にはアメリカ合衆国のちょうど真ん中あたりで、日本の青森県と同じ位の緯度です。

留学先のカーニー校では、工学系の専門科目を受講しながら、その合間を縫って、飛行訓練を行っています。現在の訓練機は5機態勢になっています。また、フライトシミュレーターについても大掛かりなビジュアル画面を新設し、より臨場感溢れるシミュレーター訓練が可能な環境になっています。

学生がまず挑戦するのは自家用操縦士免許です。教官の指導の下、10数時間の飛行訓練でそのまま単独飛行の訓練に入ります。そこでパイロットとしての度胸と、頼れるものは自分しかいないという自信を身につけます。

パイロットになるにはこれが最初の大きな壁で、これを乗り越えると一段と成長していきます。その後、また教官との同乗訓練に入り、約半年で最終試験を受けることになります。

このプログラムでは2年間の留学で、更に多発限定、計器飛行証明、事業用操縦士という、プロのパイロットとしても通用する基本的なライセンスを全て取得することになります。それは簡単なことではありませんが、知りたいという情熱とやり遂げたいという闘争心があれば、きっと夢は叶えられます。

そう信じて、彼らは今日もアメリカの広い空を自由に飛びまわっています。

今回、新たに2名の学生が自家用操縦士免許を取得しました。

自家用操縦士免許を取得した戸田太郎君と望月裕史君 飛行訓練前に機体を確認する戸田太郎君
自家用操縦士免許を取得した戸田太郎君と望月裕史君飛行訓練前に機体を確認する戸田太郎君

飛行訓練に向かう望月裕史君 ネブラスカ州立大学カーニー校の飛行訓練機
飛行訓練に向かう望月裕史君ネブラスカ州立大学カーニー校の飛行訓練機

ネブラスカ州立大学カーニー校のフライトシュミレーター
ネブラスカ州立大学カーニー校のフライトシュミレーター

掲載日:2013年02月20日

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