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平成22年度 FDワークショップが開催
3月8日(火)に、文京キャンパスにおいて「キャリア教育について考える」をテーマとして、FDワークショップが開催されました。
FDワークショップは、教授方法や指導方法の改善向上を図り、魅力ある授業、魅力ある大学づくりを目指して、毎年度、全学的に実施しているもので、当日は、228名の教職員の参加があり、熱のこもった講演と討論が約2時間30分にわたって行われました。
第Ⅰ部は「大学教育と就職」と題して、渡邊哲講師(大正製薬株式会社執行役員人事部長)が、ご自身の豊富な経験に基づき、拓殖大学を真に愛し、堂々と母校の誇りを語り、学生時代に必死に取り組んだ自分の専門性を、自信を持って語れる、そんな学生を世に送り出して欲しいと語られました。
第Ⅱ部は分科会形式とし、商学部石毛准教授が「キャリア教育の意義について」、政経学部奥田准教授が政経学部・教育GPの取組と実施報告「高い倫理観と職業観を有する人材育成」についてそれぞれ講演が行われました。このうち、奥田准教授からは、本GPのプログラムで、平成22年度末で環境再生医初級資格取得者が3名誕生するなどの成果及び学生がCSRを考え始めたと実感できるようになった等の報告がありました。
参加者アンケートでは、教育活動の向上に「大変参考になった」又は「参考になった」の回答が約92%(未記入除く)にのぼり、成果の多い研究会となりました。
掲載日:2011年03月08日