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海外事情研究所 台湾の「921地震教育園区」などを見学
海外事情研究所の佐藤丙午教授、中島隆晴助教、丹羽文生助教が、同研究所の「『地球環境変動に対応した防災・危機管理』に関する研究プロジェクト」の視察で3月7日(水)~10日(土)まで台湾を訪問しました。
国立高雄第一科技大学(高雄市)と同研究所との共催による「日台安全保障・危機管理シンポジウム」では、冒頭、災害・防災を専門とする樊國恕副校長から日本と台湾の災害における共通点についてお話があり、各セッションでは、佐藤教授が「福島原子力事故における日米協力」、中島助教が「東日本大震災におけるトルコの支援活動」、丹羽助教が「東日本大震災と日台関係の将来」をテーマに研究発表しました。
翌日は1999年9月21日に発生した921大地震について学ぶことのできる「921地震教育園区」(台中市)を訪れ、保存されている活断層や被害建造物を見学し、さらに最終日は産経新聞社台北支局を訪問して吉村剛史支局長と懇談しました。
掲載日:2012年03月12日