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平成26年度第1回FDワークショップが開催されました

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本学FD委員会が主催する標記ワークショップが、9月16日(火)、文京キャンパスC201・C301両教室で開催されました。

このワークショップは、「魅力ある授業、魅力ある拓殖大学づくり」を目指す全学的取り組みとして毎年開催されており、今回は14回目になります。

当日は、文京及び八王子の両キャンパスから219人の教職員の参加があり、「教育内容・方法の改善」に資することを目的に、前回(本年3月開催)の議論をさらに深めるため、敢えて前回と同じ「退学者問題」に焦点を当て、山田政通FD委員会副委員長・副学長による議事進行のもとに約3時間半にわたって行われました。

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最初に高橋敏夫学長から、現在進行中のキャンパス再開発は、学生諸君に「この大学で学んで本当に良かった」と思ってもらえるような教育の中身の充実を伴ったものでなければならないこと、翻って、本学の毎年の中退者数は、一つの学部の入学者数に匹敵するという厳しい現実に直面していること、従って、秋学期開始のこの時期にこそ、このワークショップを通じて、全教職員が一丸となって状況改善に取り組む思いを新たにしてほしいという趣旨の開会あいさつがありました。

第1部は、「拓殖大学における退学者問題の現状と対策」をテーマに、松永和久学生生活部長による本学の中退者の現状についての学部・学年別、男女別、入試区分別等の詳細なデータ紹介と、芦田誠FD委員会委員長・副学長によるこれまでの本件に関する検討状況、これまでの対応状況、さらには今後の追加施策等の説明がありました。

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芦田FD委員会委員長・副学長は、会場の参加者からの質問に答える形で、今年度末の退学者の割合を4%台のできるだけ低い数値に、また来年度は3%台にすることを目標にしたいと表明され、教職員各位の理解と協力をアピールされました。

第2部は中退者対策に関連した本学の実践例として、瓜谷望外国語学部教授による「SAM相互学習プロジェクト(失敗から学んだこと)」及び、永見豊工学部准教授による「グループワークの効果と課題」と題する報告がありました。

学生同士による相互学習、ワールドカフェ方式、PBL(Problem Based Learning 及び Project Based Learning)等、ラーニングピラミッドの上位にある授業・学習への挑戦について、熱のこもった質疑応答と意見交換が行われました。

参加者のアンケートによると、「大変参考になった」又は「参考になった」の回答が約95%(未記入除く)にのぼり、成果の多いワークショップとなりました。

本ワークショップの内容に関するお問い合わせ

学務部学長事務室  E-mail: gakuchoshitsu@ofc.takushoku-u.ac.jp

掲載日:2014年09月22日

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