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平成26年度第2回FDワークショップが開催されました
本学FD委員会が主催するFDワークショップが、3月6日(金)、文京キャンパスC201・C301両教室で開催されました。
このワークショップは、「魅力ある授業、魅力ある拓殖大学づくり」を目指す全学的取り組みとして毎年開催されており、今回は15回目になります。
当日は、文京及び八王子の両キャンパスから231人の教職員の参加があり、「教育内容・方法の改善および研究倫理教育」に資することを目的に、芦田誠FD委員会委員長・副学長から開会挨拶の後、山田政通FD委員会副委員長・副学長による進行のもとに約2時間半にわたって行われました。
第Ⅰ部は、三尾忠男早稲田大学教育・総合科学学術院教授による、「多人数講義におけるアクティブ・ラーニングの方法と課題」をテーマに、アクティブ・ラーニングの意義、クリッカーを活用した学生への授業参画を促すための手法、授業を工夫して良い成果を得られる事例等の紹介など、今後の本学教育の有益なツールとなる手法が発見できた講演でした。
第Ⅱ部は、笹川光独立行政法人日本学術振興会研究事業部参事兼研究倫理推進室長による、「公的研究費の管理および研究倫理に関する取組について」をテーマに、組織的な責任体制を確立し、責任を持って不正行為の防止に取り組まなければならないこと、不正行為があった場合には、不正調査のために多大なコストが発生するだけでなく、組織の信用が失墜し、その後信頼の回復には長い月日を要することなど、大学教職員だけでなく、学生にも倫理教育の重要性を認識し、誠実なる対応が求められる趣旨の説明がありました。
参加者のアンケートによると、「大変参考になった」又は「参考になった」の回答が約80%(未記入除く)、また第Ⅱ部の講演を聴いての理解度については、「十分理解できた」、「理解できた」、又は「ある程度理解できた」の回答が約95%(未記入除く)にのぼり、成果の多いワークショップとなりました。
本ワークショップの内容に関するお問い合わせ
学務部学長事務室 E-mail: gakuchoshitsu@ofc.takushoku-u.ac.jp
掲載日:2015年03月16日