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日本文化研究所公開講座「日本文明の肖像」が始まりました
平成24年度日本文化研究所公開講座「日本文明の肖像」が、5月19日土曜日から始まりました。一つの文明圏としての日本の多彩な相貌を明らかにし、その可能性を探ろうという意欲的なシリーズです。
第一回の講師は、渡部昇一上智大学名誉教授。「日本文明――その豊饒と危機」と題して、皇室を中心に日本が独自の文明圏を形成してきたことを包括的、実証的に論じました。
上着を脱いだ渡部氏の熱弁に聴衆は熱心に耳を傾け、後半の質疑応答（コーディネーター・遠藤浩一日本文化研究所長）では、戦後教育や現代政治の問題点など、さらに多くの論点に議論が及びました。
応募者が180名に迫る人気講座の一つ。このあとも、すぎやまこういち（作曲家）、日下公人（評論家）氏など、興味深い講義が続きます（詳細はホームページ参照https://www.takushoku-u.ac.jp/extension/jp_culture/）。ご期待ください。
掲載日：2012年05月28日
