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人文科学研究所主催公開講座「幕末維新の日本人アメリカ留学生たち」が開催されました
6月2日土曜日、文京キャンパスにおいて人文科学研究所主催の公開講座「幕末維新の日本人アメリカ留学生たち」が開催されました。
講師は本学外国語学部の塩崎智教授で、幕末から明治維新にかけ、アメリカに渡った最初の留学生達の労苦とその後の活躍の話しでした。
現在、塩崎教授は毎年2回、ニューヨーク周辺の図書館や歴史協会を訪れ、日本人留学生関連の資料を発掘しています。大学院時代の塩崎教授は、古代ギリシア史を専攻していました。それが渡米後、現地で出会ったアメリカ人から日本の留学生たちの古い写真を調査するよう要請され、調査研究を続けていく内、それが自身のライフワークとなったとのことでした。
塩崎教授の含蓄のある語り口は、会場いっぱいにお集まりいただいた聴講の方々を魅了し、時間の経つのも忘れるほどでした。
本学は、地域に開かれた大学をモットーに本学付属研究所が中心となり、多くの方々に有益な公開講座を企画実施しています。今後のスケジュールに関しては本学のホームページ「公開講座」をご参照ください。
掲載日：2012年06月12日
