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海外事情研究所 「日台戦略対話」を開催
2月15日(金)、国際教育会館(F館)301教室にて海外事情研究所と台湾の国立中山大学日本研究センターとの共催(高雄市台日経貿文化交流協会後援)で「日台戦略対話:日台間の戦略的パートナーシップ構築に向けて」が開催されました。中山大学は孫文に因んで設立された大学で、台湾南部の高雄市にあります。
午前の部では、副所長の川上高司教授、中山大学社会科学院の林文程院長(元国家安全会議諮詢委員)の挨拶に続き、前防衛大臣の森本敏教授が「東アジア情勢と日本の安全保障・防衛問題」と題し基調報告を行いました。
午後の部では、第1セッション「日台関係強化を目指して」で、元智大学人文社会学部の邱榮金副教授、丹羽文生准教授、華僑研究センターの玉置充子客員研究員が研究報告を行い、澁谷司准教授と中山大学政治学研究所の陳柏宇研究員が討論者を務め、第2セッション「北東アジアの安全保障環境と日米台関係」では陳研究員、佐藤丙午教授、荒木和博教授が研究報告、そして、林院長、名越健郎教授、澁谷准教授が討論者となってコメントを述べ、その後、双方で活発な質疑応答を行い、夕方5時過ぎ盛会裏に終了しました。
さらに翌日の16日(土)は茗渓会館にて、渡辺利夫総長・学長・海外事情研究所長を講師にワークショップを開催しました。台湾海峡の安全保障と日米中関係について、意見を交わし大いに盛り上がりました。
掲載日:2013年02月21日