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【オープンカレッジ】 海外事情研究所安全保障総合シンポジウムを開講しました
拓殖大学海外事情研究所の安全保障総合シンポジウム「憲法と安全保障」が12月7日に本学文京キャンパスで開催されました。自由民主党から中谷元(衆議院議員・元防衛庁長官)、民主党から長島昭久(衆議院議員・前防衛副大臣)、西修(駒澤大学名誉教授)、森本敏(拓殖大学特任教授・前防衛大臣)の論客をお迎えし活発に論議が展開されました。
日本国憲法は、日本を占領したGHQ によって作られたものであり、日本国民自らが定める憲法にするために改定すべきだとの論議は日本独立当初から盛んに主張されてきました。しかし昨今の中国の我が国固有の尖閣諸島を含む海洋、空域への挑戦のため、日本は今、防衛力強化そして、憲法改定の待ったなしの状況に追い込まれています。産経新聞の世論調査(2013年4月)によれば61.3%の国民が憲法改正に賛成しています。憲法改正の「千載一遇の好機」が訪れたわけです。
以上のようなシンポジウムの課題の元、識者達による闊達な論議が会場を包みました。特に、開催日の前日に特定秘密保護法案が参議院で可決され、また中国の防衛識別圏設定もあり各パネラーは日本の安全保障を確実にするためには憲法改正がいかに必要であることを切々と訴えていました。会場には200名を越える観衆がつめかけ熱気ある論議で沸きに沸きました。
本学は、地域に開かれた大学をモットーに本学付属研究所が中心となり、多くの方々に有益な公開講座を企画実施しています。詳しくは拓殖大学ホームページ「公開講座」https://www.takushoku-u.ac.jp/extension/ をご覧ください。 本学学生の受講も歓迎します。詳しくは学内掲示またはオープンカレッジ課(文京キャンパス)まで問い合わせてください。
掲載日:2013年12月17日