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【オープンカレッジ】 国際開発教育ファシリテーター養成コース受講生の紹介
国際開発教育ファシリテーター養成コース受講生の紹介
竹市久美さん
竹市さんのこれまでのご活動、ファシリテーター養成コース受講のきっかけを教えてください。
中学校の情報教育担当として、子供達とユニセフ職員とのテレビ会議を企画し途上国について学んだのが、開発教育について興味を持ったきっかけでした。その後も国際教育等の授業をする中でもっと勉強したいと思うようになりました。そんな時、本コースを先に受講していた友人から勧められて受講することになりました。
教員をされている竹市さん。コースで学んだ経験はどのようにお仕事の現場に活かしておりますか?
本コースで学んだことが次の日の授業にすぐに生かせるのが現場の教師としては一番ありがたいことです。班作り一つをとっても、机の合わせ方から班の人数まで色々な意味があることを知りました。小さな事ですが模造紙に書くマーカーの色や、意見を引き出す発問の仕方など、今まで経験で行っていたことが改善できています。
拓殖大学ファシリテーター養成コースならではの魅力を教えてください。
何と言っても色々な年代の様々なバックグラウンドを持った人たちと一緒に学べることが大きいですね。また1年間の長いプログラムであり、単なる教養講座以上のまとまった成果を得ることができます。更に2回の合宿では、仲間や先生とお酒を酌み交わしながら語り合え、夏休みの海外研修では個人旅行では不可能な体験をさせていただけるなど、一生忘れることがない経験をすることができます。
今後の展望をお聞かせください。
受講が進むにつれ、本コースで学んだことを知識の習得のみに終わらせるのはもったいないと思うようになりました。私は10 期の受講生なのですが、先輩方の現在の活躍をメーリングリスト等でよく見ているので、自分も色々な機会をとらえて行動を起こしていきたいと思っています。
竹市 久美(タケイチ クミ)
熊本県の小中学校にて二十数年の教職経験を経て,一昨年より東京都港区の御成門中学校に在職中。
開発教育ファシリテーターとは開発教育に関心をもち、現実的な課題に直面している人々に何らかの行動を起こせるよう促す役割を持ったリーダーのことです。拓殖大学国際開発教育ファシリテーター養成コースでは1年間の充実したカリキュラムによりその実力を育てます。1年目の通常コースに加え、さらなるスキルアップを目指す受講生のためにアドバンストコースも開設されています。詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.takushoku-u.ac.jp/extension/idec/
掲載日:2014年03月06日