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【オープンカレッジ】外国語講座(アラビア語クラスの紹介)

アラビア語はアラブ地域の20以上の国々と地域の公用語として使われているだけでなく、国連の公用語にもなっています。本学の講座では基本的にフスハー(書き言葉)を学習します。フスハーは書籍や新聞など印刷物はもとより、公式な講演、国際会議、報道などで使われ、アラブ地域どこでも通用します。さらに、アラビア語はイスラーム世界の共通語とも言えます。イスラームの啓典クルアーンがアラビア語で記されていることから、イスラーム諸学を修めるためにもアラビア語は必須です。多くのイスラーム会議ではアラビア語が第一言語として使われています。

もともと拓殖大学はアラビア語、そしてイスラームとの関係が古く、1962年にアラビア語の夜間講座が開講されました。同講座で学んだ若者がイスラーム学を修得するためにアラブ地域へ留学し、イスラーム学の基礎が築かれ、2007年には拓殖大学海外事情研究所から独立する形でイスラーム研究所が設置されています。この様な関係からアラビア語講座はアラビア語研究を志す方はもとより、イスラームを研究される方、さらにエジプト文明などに興味をお持ちの方、中東関係のお仕事に従事する方、観光で訪れる方など、様々な方に毎年好評をいただいています。

今回紹介する中級(会話)クラスは拓殖大学言語文化研究所講師のアブダーリ・マーゼン先生が担当しており、アラビア語の文字が読めて、基本的な日常会話が出来る方を対象に実際の会話の場面を想定し、自分の意思を伝えられるようになることを目的とします。

本学の教学の理念に基づき、学術全般を広く社会に還元すべく開講している外国語講座は今年度で54年目を迎えました。アラビア語以外にもペルシア語やトルコ語といった中東地域の言語も開講しております。また、空きのあるクラスは中途からの受講も可能ですので、詳細は拓殖大学ホームページ「語学ラインナップhttps://www.takushoku-u.ac.jp/extension/frgn_lang/list.htmlをご覧ください。

マーゼン講師
マーゼン講師
中級(会話)クラス
中級(会話)クラス

また高校生のみなさん向けには、夏休みに「高校生のためのアジアの言語と文化講座」(詳細はホームページhttps://www.takushoku-u.ac.jp/extension/lang-cul-of-asian_2014.html)を開催し、その中でアラビア語もご紹介する予定です。

本学学生の受講も歓迎します。詳しくはオープンカレッジ課(文京キャンパス)まで問い合わせてください。

掲載日:2014年06月10日

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