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【オープンカレッジ】 平成27年度外国語講座受講募集中です(ヒンディー語受講の女性)
ヒンディー語受講の女性
インドを旅行した時に、ナマステー(こんにちは)とタンニャワード(ありがとう)しか言えなかったのでもう少し話せるようになりたいと思い受講を始めました。
男性を意味するヒンディー語の「アドミー」がアラビア語の「アダム」からの借用語である、とか、英語の「モンスーン」は天気を意味するヒンディー語「モウサム」からの借用語であるとかを知り、また、以前勉強したことがあるタイ語とも似た単語がよく出てくることを発見して(文法的には全然違うけど、仏教、サンスクリットの伝来の過程で、単語レベルで似た音、意味の単語が多いようです)、いろいろな言語と繋がっているということに太古の人々の移動や交流の歴史などロマンを感じて、勉強するモチベーションがぐっとあがりました。
男性名詞、女性名詞があり、それぞれに単数形、複数形があって、それによって動詞や形容詞が変化するので難しい!それだけいろいろ細かく使い分けるのに、「明日」も「昨日」も同じ単語「カル」で、「彼:he」も「彼女:she」も「それ:it」も「ヴォ」という単語ひとつで、そこはひとつですませるんだ?!(文中の他の語から判断する)という、使い分ける、分けないのポイントが不思議で、そこからインド人の価値観や性格が見えてきそうな、見えないような、難しいけど面白いです。
ヒンディー語自体習えるところが少なく、短期間の講座やプライベートレッスンが多い中、初級から約1年弱じっくり勉強できて、さらに中級も上級もあるところがよい。独習だとくじけてしまいそうだけど、クラスの皆さんも頑張っているので励みになります。また思ったより難しいので集中して勉強していると、嫌なことなどを忘れて没頭できて、意外にストレス解消にも役立っています。
ヒンディー語は語順が日本語と同じなので、他の言語圏の人たちより日本語話者には学びやすい言語だと思います。インド映画の台詞も(今はまだ少しだけど)聞き取れるようになったりして楽しいです、是非皆さんも一緒に勉強なさいませんか。私はもう少し話せるようになったら、インドでホームステイして家庭料理を教わりたいと考えています。
※今回ホームページでは受講者個人様の感想を参考まで紹介させていただきました。
本学の教学の理念に基づき、学術全般を広く社会に還元すべく開講している外国語講座は、この春55年目を迎えます。「外国語講座」をはじめ「日本語教師養成講座」「アジア塾」「国際開発教育ファシリテーター養成コース」は平成27年度の受講申し込みを開始いたしました。詳細は拓殖大学ホームページ「公開講座」https://www.takushoku-u.ac.jp/extension/をご覧ください。
掲載日:2015年02月26日