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日本へ留学する学生のためのプログラムにティーチングアシスタントとして参加しました
マレーシアでの体験
須郷剛裕さん(工学研究科電子情報工学専攻博士前期課程1年)
はじめに
私は、JADプログラムというマレーシアから日本へ留学をする学生のためのプログラムにTA(ティーチングアシスタント)として参加しました。このプログラムは私にとって初めての海外経験であり、とても貴重な経験になりました。
TA(ティーチングアシスタント)業務について
JADのプログラムで、私は高度情報処理と電気電子の実験のTAを担当しました。マレーシアに行く前に、実験のTAをやっていたので教えることは難しくはありませんでした。しかし、日本語で上手く伝えられない場合があり苦労しました。その時は、最初から順に何が出来ていて、何が出来ていないのか確認しながら教えました。実験では回路作成がとても大変でした。学生はテキストを確認せずに作成し始め、失敗してから回路図を確認し修正するという方法で実験をしていました。そのため、まず回路図を確認してから回路を作るように指示しました。説明すると、学生たちはすぐに理解し質問することなく自分たちで実験を進めていました。
普段の生活
マレーシアでの生活で最初に思ったことは、英語の大切さです。マレーシアでは、英語が喋れないとコミュニケーションが取れませんでした。マレーシアでは、ほとんどの人がマレー語と英語が喋れます。買い物に行っても何を言っているか分からず、欲しいものが見つからなくても聞けずとても苦労しました。日本にいるときは日本語しか使わないので、英語なんて喋れても使わないと思っていました。しかし、初めて海外に行って英語の大切さを知りました。それと同時に、英語が喋れるようになりたいと思いました。それから、学生に日本語の勉強の仕方を聞きました。学生は日本語の勉強にドラマやアニメを音声が日本語で、字幕も日本語にして勉強したと言っていました。そんな勉強の仕方もあるのかと感心しました。そして、私も英語のドラマや映画を見て勉強しようと思い、何度か映画館に行きました。学生にもDVDを借りてドラマを見ました。
まとめ
マレーシアに行き、日本にいるだけでは気が付けなかったことがたくさんありとても勉強になりました。まず、コミュニケーションの大事さを学びました。日本に帰ってからもドラマを見て英語の勉強を続けています。今後、TAを担当した学生たちが日本に来ることを楽しみに待っています。
掲載日:2012年11月19日