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インドネシア 日本語弁論大会開催される

去る9月15日(土)、16日(日)インドネシア ダルマ・プルサダ大学にて本学共催の第10回日本語弁論大会が開催されました。  15日は、予選会では高校生の部25名、大学生の部24名がエントリーし白熱したスピーチが披露され、翌日の決勝戦では、予選に勝ち抜いた高校、大学の部より各10名にて競われました。

日本語弁論大会

大会終了後に審査総評が小林孝郎審査委員長(本学日本語教育研究所教授)より行われ、「出場者の皆さん全員が文法や発音などのレベルが高く、驚きと共に受賞者決定については審査委員一同とても大変であった」との評価されるほど完成度の高い大会となりました。

高校生の部で優勝しましたインテン・ヌルワファ(Inten Nurwafa)さんは、首都ジャカルタ市内ではなく、スマトラ島のバンカ・ブリトゥン州第1高校からの特別参加でしたが優勝しました。インテンさんを大会出場のために日本語指導され、スマトラよりジャカルタまで引率されたカニザ(Kanizah)先生は、この日本語弁論大会の第1回大会大学生の部での優勝者とのお話を聞き、本大会の歴史が感じられました。

カニザ先生(左)、インテンさん(右)
カニザ先生(左)、インテンさん(右)

また、大学生の部で優勝しましたアユ・レニ・ノファ・ノウィタ(Luh Ayu Reni Nova Dewita)さんは、タイ王国のバンコック大学に進学を予定していましたが、応援に来られていたお父様、お母様とも話し合われ本大会優勝を機に日本への進学に変更するとのことでした。副賞による初めての日本渡航をとても楽しみにしており、ディスニーランドに行きたいと満面の笑顔で喜んでいました。

大学の部 優勝のアユさん 副賞の日本渡航目録を持って喜ぶ優勝者と小林審査委員長
大学の部 優勝のアユさん 副賞の日本渡航目録を持って喜ぶ優勝者と小林審査委員長

 

審査委員(決勝)

委員長 小林 孝郎 拓植大学日本語教育研究所 教授(写真中央)
委 員  川上 昭彦 三井住友海上火災保険 MSAG、現地法人 取締役(写真左)
委 員  小松 千寿 在インドネシア日本大使館 専門調査員(写真右)
※本学 国際学部卒業、国際協力学研究科 国際開発専攻 修了

 

受賞者

高校生の部
(中)小林審査委員長優勝

インテン・ヌルワファさん(バンカ・ブリトゥン州第1高校)
題名「おろかさ それとも」

準優勝

イルファン・ラマダンさん(国立イスラム第4高校)
題名「ジャカルタお掃除クラブ」

第3位

デボラ・マラセリタさん(西ジャワ集ブカシ南タンブン第1高校)
題名「ナルコバ」

審査員特別賞

アニサ・アタディ・ガヨさん(西ジャワ集ブカシ南タンブン第1高校)
題名「超音波」

ヌラニ・イスティコマさん (ランプン・テクノクラット大学)
題名「日本語役に立つかな」

 

大学生の部
優勝

アユ・レニ・ノファ・ノウィタさん(ビナ・ヌサンタラ大学)
題名「未来の懐中電灯」

準優勝

ザエトゥン・ニンディタサリさん(インドネシア教育大学)
題名「日本人の見えない"見えないルール"から得たもの」

第3位

デウィ・ウタリ・メガヤンティさん(リア外国語大学)
題名「ジャカルタの交通システムを整備しよう」

審査員特別賞

ビアンティ・デウィ・アストゥティ(ダルマ・プルサダ大学)
題名「自分の自力を信じようよ」

ヌラニ・イスティコマさん (ランプン・テクノクラット大学)
題名「日本語役に立つかな」

第10回記念特別賞

フランシスコさん(ビナ・ヌサンタラ大学)
題名「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

掲載日:2012年09月27日

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