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マレーシア農村・地域開発大臣を迎えマレーシアHELP事業学生交流会が行われました
来日中のマレーシア農村・地域開発省のYBダトー・ハジ・モハッド・シャフィー・ビン・ハジ・アプダル大臣を交えたマレーシアHELP事業の学生交流会が9月21日、東京のホテルニューオータニで、開催されました。当日は出身学生を含む約130名の学生も参加し、本学からは福田勝幸理事長、竹内正二国際部長が今日までの20年余りに亘る当該事業の関係者を代表して出席しました。
マレーシアHELP事業は1992年から開始された日本・マレーシア間の教育ODA事業で、理数系の留学生を日本の大学が受け入れ、事業が完了する2013年3月までに1000人を超える学生が、日本で学び、母国マレーシアに帰って成果を還元する事業です。現在のHELP3事業は、2005年から開始され、日本の15大学に編入学することを基本に、マレーシアで日本語を中心とした予備教育を含めた3年教育を受けています。本学は現地での日本語教育への支援を行っており、長年数多くの日本語教員を現地に派遣しています。
交流会の席上、福田理事長は、現在推進されているHELP3事業迄に輩出された多くの学生にエールを送ると共に、マレーシアが今後も求める人材育成への教育支援を約束すると挨拶しました。
マレーシア農村・地域開発大臣からは、自国マレーシアが今までどのようにして発展してきたか、経済、工業、そして文化的に今なお研鑽を続ける日本を今後も手本にしてマレーシアがより発展する必要がある点など、自らも学ぶ姿勢を忘れぬことも込めて学生に熱いメッセージを送りました。 交流会は大臣を囲み、終始和やかに続きました。
左より、
マレーシア・マラ教育財団CEO Zubir Bin Harum氏
福田理事長
マレーシア農村・地域開発省YBダトー・ハジ・モハッド・シャフィー・ビン・ハジ・アプダル大臣
同夫人
マレーシア・MARA会長Ibrahim Bin Ahmad氏
マレーシア農村・地域開発大臣を囲んで
掲載日:2012年09月29日