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渡辺総長・学長と台湾留学生の懇談会が行われました

渡辺総長・学長と台湾留学生の懇談会「渡辺総長・学長の講演を聴きたい」。台湾留学生会の学生からの要望を受け、集まった11名の留学生と渡辺総長との懇談会が12月10日16時15分から文京キャンパスで開かれました。

懇談会では渡辺総長・学長は留学生たちに「幸福と不幸とは何か?」「不安常住は人間固有のもの」「不安を脱する瞬間とは?」と丁寧に説明することで自身の持つ人生観、物事の考え方を知ってもらい、「不幸でない状態」とする「人間機能の完全なる発揮」について一緒に考えようと投げかけました。留学生たちもみな「過去、現在、未来の時間軸における心の状態」「ポジティブシンキングという考え方」についてなど一緒に考えを深めていきました。

その後、中国情勢の説明に入り、「中国には13億の人間がいる。この人々が121210president_foss01.jpg何を衝動として持っているのか、動いているのか、社会が持っている人々の情念が国を動かすということからすれば中国は決して一部のパワーエリートだけの国ではないと思う。」と中国の変化を述べつつも、中国は共産党主導による改革開放路線による経済成長によって得た自信をもってより大きな権益を求めるだろうと予測、周辺諸国との軋轢は避けられない、それを踏まえた「構え」は必要であると解説しました。

台日中国際情勢については、個人においては皆仲良くできるし、自身もたくさんの中国、韓国の友人を持っている。けれども個人の関係では国家や民族の関係は計ることは出来ない、国家観はセンチメントで判断してはならず、歴史や関係を正しく理解して怜悧に国益を判断せねばならないとまとめました。

最後は集った留学生たちと記念写真を撮影、談笑の中、懇談会は閉会しました。

掲載日:2012年12月11日

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