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開南大学(台湾)と交流協定を締結しました
6月18日(火)、台湾の私立開南大学 髙 安邦学長を文京キャンパスにお招きして、本学との学術交流協定調印式を執り行いました。調印式には、福田勝幸理事長、渡辺利夫総長、髙橋敏夫学長、山田政通国際交流留学生センター長が出席し、髙橋学長と髙学長が署名した協定書の交換が行われました。
開南大学との関係は100年ほど前の1917年に遡ります。本学の前身である「台湾協会学校」を設置した台湾協会(後の東洋協会)は台湾に支部を設け、その台湾支部によって1917年に「東洋協会台湾支部付属私立台湾商工学校」が設立され開南大学の原点となりました。「台湾協会学校」と「台湾商工学校」は、同一財団によって設立されたという深い因縁があり正に兄弟校といえます。
「台湾商工学校」は台湾の商工業分野における優秀な職業人を輩出し、台湾経済の発展に貢献する人材の育成に努めました。その後、南洋開拓に従事する人材育成を目的に開南商業学校、開南工業学校と改名しましたが、戦後、その基盤をもとに新たな総合大学として創設されました。
本学との100年に及ぶ関係は、今回の調印によってさらに強い絆となり、更なる友好発展と活発な交流が期待されます。
調印式を記念して
前列左より髙 安邦開南大学学長、髙橋敏夫
拓殖大学学長、後列左より、趙 順文開南大
学教授、福田勝幸理事長、渡辺利夫総長、
山田政通国際交流留学生センター長
掲載日:2013年06月22日