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ミャンマー大学生訪日研修団が文京キャンパスに来校
平成27年2月19日、外務省主管の日本とアジア大洋州地域及び北米地域をつなぐ青少年交流事業「JENESYS2.0」プログラムで来日中のミャンマー大学生訪日研修団が文京キャンパスに来校しました。10名の研修団は日本の伝統文化、最新技術、教育、産業などを学ぶとともに学生間交流も目的としており、その一環として本学への来校が実現しました。
懇談会では山田政通国際交流留学生センター長・副学長より歓迎の挨拶と記念品の交換を行いました。今回来日したミャンマーの大学生たちは自国で障がい者について学んでおり、キャンパスツアーでは教育施設に加え、多機能トイレやAED搭載自動販売機なども見学しました。
交流会ではミャンマーへ訪問経験のある学生やミャンマー人留学生を含む13名の本学学生と席を囲んで懇談し、最初はお互いに緊張していたものの、チョコレートを食べながら両国のバレンタインデーの文化の違いなどを話すうちに、次第に笑顔の絶えない和やかな雰囲気になりました。交流会の終盤にはミャンマーの伝統的な踊りも披露していただき、とても楽しいひとときとなりました。研修団と交流会参加学生は都内見学へも同伴し、浅草案内を通じてさらに友好を深めました。
本学とミャンマーとの関わりは少しずつ広がりをみせています。平成25年9月には12名の「麗澤会ミャンマー学生派遣団」がミャンマーを訪れ、当時日本の特命全権大使として赴任していた本学卒業生の沼田大使への表敬訪問などを含む現地研修の成果を、紅陵祭や東京都港区の増上寺で開催された「ミャンマー祭り2013」への出展などを通じて発表しました。また、日本においてはミャンマー語を学べる機会が少ないなか、本学のオープンカレッジではミャンマー語講座を開講しています。
今回の交流を通じ、ミャンマーと本学の間に新たな人的ネットワークが創出されることが期待されます。
掲載日:2015年02月24日