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桂太郎塾 坂場三男特命全権大使らが講義
桂太郎塾では毎週、文京キャンパス国際教育会館F301教室で、学外講師による講義を行なっています。
5月12日(土)は「特別講座」として、高橋敏夫副学長が「拓殖大学の歴史と建学の精神」と題してお話しました。高橋副学長は、「建学の精神を大学名にしているのは本学だけ」と強調し、建学の精神の意味合いを説明しながら、学監を務めた新渡戸稲造を例に、グローバル・リーダーの心構えについて説きました。塾生諸君は改めて本学に入学したことへの誇りを再認識することができました。
この日の午後は、一昨年、昨年に引き続き産経新聞社さいたま総局の安岡一成記者による「文章の書き方演習」を行いました。安岡記者は、「読みやすく、わかりやすく、簡潔で、説得力があり、ためになるもの」が良い文章の条件と述べ、安岡記者の指示の下、事件記事の執筆を体験。終了予定時間を大幅に上回るほど実に楽しい講座となりました。
17日(木)は前駐ベトナム大使の坂場三男特命全権大使(イラク復興支援等調整担当兼文化交流担当)をお招きし「国家論」をテーマにお話していただきました。坂場大使は長年に亘る外交官としての経験を踏まえ、「世界から見た日本、日本から見た世界」について述べ、塾生諸君に「日本人はdifferentを嫌う。自分の主張・意見を言うことによって『浮く』ことを怖がる。もちろん協調性も大切だが、グローバル・リーダーを目指す君たちにはdifferentになることを恐れないでほしい」とのメッセージを送りました。
掲載日:2012年05月18日