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桂太郎塾 前原誠司元外務大臣らが講義
文京キャンパス国際教育会館F301教室において、桂太郎塾の講義が行われました。
6月14日（木）は昨年に引き続いて日本テレビ放送網報道局経済部の大野伸デスクが「経済学の基礎」と題しお話しました。大野デスクは時事的問題を事例に取り上げながら経済の仕組みを分かり易く解説した上で、「経済というのは決して難しいものではない。『自分の尺度』で周囲のモノに関心を持って定点観測することが大切」と語りました。
21日（木）は民主党政調会長で元外務大臣の前原誠司衆院議員が「政治学の基礎」をテーマに講演しました。前原代議士は昨今、話題となっている日本が抱える諸課題について説明した上で、「今の政界には『木を見て森を見ず』という政治家が多い。しかし、それでは為政者は務まらない。リーダーを志す塾生の皆様は、ぜひ中長期的にこの国の未来を展望し、日本、そして世界全体を俯瞰する『鳥の目』を持ってほしい」と述べました。
28日（木）は華道家の池坊美佳講師が「日本文化論」と題してお話しました。池坊講師は、いけばなの根源である池坊の池坊専永家元の次女で、今回の講演では室町時代から続くいけばなの歴史を解説しながら、いけばなのデモンストレーションも披露して下さり、最後に「海外に出ると外国語も重要だが、言語は道具であり、それを使うための材料として、日本文化について知っておくことも大事」と語りました。
大野デスク前原代議士
池坊講師池坊講師によるいけばなのデモンストレーション
掲載日：2012年06月29日
