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桂太郎塾 山口県萩市で夏季合宿研修
8月7日(火)から10日(金)まで、本学創設者・桂太郎公生誕の地である山口県萩市にて毎年恒例の夏季合宿研修が行われました。今回も本学学友会山口県支部の守繁徹前支部長、森田宗和幹事長を中心に、佐原昌弘支部長、藤井副支部長、藤山義孝相談役、北九州支部の南川仙容相談役の全面サポート、ご協力のお陰で、実に中身の濃い充実した研修となりました。
2日目の8日(水)午前中は、萩博物館を見学し、樋口尚樹副館長の解説の下、桂太郎公の遺品や写真、書簡を特別に見せてもらい、次いで、前回に引き続いて萩市の野村興兒市長による講話が行われました。野村市長は「桂太郎塾の皆様の訪問を私たちは毎年楽しみにしている。桂太郎先生の志を引き継いで、これからの日本を担うリーダーになってほしい」とのメッセージを送ってくださいました。午後は宿泊先の旅館でディベート大会が行われ、特定のテーマに基づき肯定派と否定派に分かれて白熱した討論が展開されました。
3日目の9日(木)午前中は、桂太郎塾が究極の目標に掲げる松下村塾を主宰した吉田松陰を祀る松陰神社を訪ねました。玉串奉奠の後、社内にある松下村塾の中に特別に入室させていただき、上田俊成宮司から吉田松陰の行動哲学・教育論・人物像に関するお話を伺い、その後、宝物殿を見学しました。続いて、萩焼作家でもある守繁前支部長の萩焼窯元「蓮光山」にて素焼きの湯呑みへの絵付けを体験。それぞれ座右の銘や生活信条を書き込んでいました。その後、桂太郎公旧宅に訪問。全員で桂太郎公の銅像に向かって校歌を斉唱し、後期に向けての決意を新たにしました。
最後の夜は野村市長、本学学友会山口県支部の皆様をお招きし、宿泊先の旅館にて懇親会が行われ、この席で、桂太郎塾設立以来、この夏季合宿研修実施に当たりご尽力いただいている守繁前支部長と森田幹事長に桂太郎塾「名誉フェロー」の認定書が贈られました。
この夏季合宿研修を通じ、塾生たちは改めて桂太郎塾に籍を置く者としての責任の重さを実感したようでした。
掲載日:2012年08月24日