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桂太郎塾 後期授業がスタート
桂太郎塾第4期の後期授業がスタートしました。
9月20日(木)は塾長補佐の丹羽文生海外事情研究所准教授の指導の下、コンセンサスゲームを楽しみ、10月5日(木)は、北朝鮮の金正日総書記の長男とのメール対話、単独インタビューをまとめて話題を呼んだ『父・金正日と私:金正男独占告白』(文藝春秋)の著者である東京新聞の五味洋治編集委員が「現代日本の外交」をテーマにお話しました。
五味編集委員は自身の体験を基に「ぎりぎりの駆け引きができる外交力を持った政治家がいない」と日本外交の問題点を鋭く指摘。日韓関係、日中関係を含む最新のアジア事情を分かり易く解説しました。
6日(土)は、「四面楚歌の日本:打開の道」と題し、渡辺利夫総長・学長が講義しました。渡辺総長・学長は、先の香港活動家尖閣諸島上陸事件、韓国の李明博大統領による竹島上陸における日本政府の対応を厳しく批判。「日本は『押せば退く』国という認識を持たせた」と指摘した上で、近現代史における日本外交の成功例と失敗例を学ぶことの重要性について説きました。
掲載日:2012年10月15日