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桂太郎塾 本学卒業生"車いす社長"が登壇
文京キャンパス国際教育会館F301教室において、桂太郎塾の講義が行われました。
10月13日(土)は、神奈川県津久井郡の旧相模湖町長を務められた本学の溝口正夫常務理事が「地方行政と地方分権」をテーマにお話しました。溝口常務理事は町長時代に取り組んだ相模原市との合併に至るまでの苦労話や合併後の状況について説明。地域の特徴や個性、そして伝統、文化を維持することの重要性を語りました。
18日(木)は、栃木県宇都宮市の不動産会社・株式会社オーリアルの大塚訓平代表取締役が「命があればあとはかすり傷」と題して、お話しました。大塚社長は本学外国語学部英米語学科の卒業生(101期)でもあります。数年前に不慮の事故に遭って以降は「車いす社長」として障害者の住環境整備やバリアフリーの街づくりに取り組み、数々のマス・メディアにも取り上げられています。大塚社長は「自分を否定してはいけない。失敗は全て『経験』『挑戦』。マイナスもプラスに捉えることが自信に繋がる」と語り、塾生たちに温かいエールを送って下さいました。
25日(木)は、「文化人類学」をテーマに、日本・インドネシア服飾文化協会理事でもあるインドネシア国立ウダヤナ大学のフロンティナ・エリカ・アユニングティアス専任講師がお話しました。エリカ講師は、国家のアイデンティティと文化との関係性について、インドネシアのバティックを例に説明し、「国際人を目指すなら、まず日本人として、日本の歴史・文化をしっかりと学んでほしい」と語りました。
掲載日:2012年10月29日