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桂太郎塾 海外研修で韓国を訪問
2月10日(月)から13日(木)まで、桂太郎塾の海外研修が行われ、特任教授の森本敏塾長、海外事情研究所准教授の丹羽文生塾長補佐、国際学部の佐藤丙午教授の引率で、韓国を訪問しました。
11日(火)は、戦争記念館内において、元韓国陸軍参謀総長の白善燁将軍と面会。白将軍は朝鮮戦争時に韓国軍の先頭に立って指揮を執り、韓国を滅亡の淵から救った「朝鮮戦争の英雄」として知られています。今年93歳の白将軍は流暢な日本語と張りのある声で、朝鮮戦争の歴史について分かり易く説明してくれました。
12日(水)は、南北高官協議開催により急遽、中止となった板門店ツアーに代わり、北朝鮮がスパイや武装兵士を韓国に侵入させるために密かに掘った南進トンネル「第3トンネル」を見学しました。途中、臨津閣公園や自由の橋にも寄り、都羅展望台では望遠鏡から開城工業団地、金日成像、北朝鮮による宣伝村を眺め、分断国家の現実と緊張感を肌で感じることができました。
さらに、この日の夜は本学学友会韓国支部の皆様と懇談。韓国連絡事務所の金世萬所長を初め卒業生の方々と焼き肉を味わいながら楽しい時間を過ごしました。
最終日は朝鮮王朝の王宮である景福宮、国立民俗博物館を見学。夕方、帰国の途に着きました。
通常の観光旅行では味わえない貴重な体験ができ、多くの収穫を得ることができました。
掲載日:2014年02月17日