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桂太郎塾 島内憲前駐ブラジル大使らが講義
文京キャンパス国際教育会館F301教室において、桂太郎塾の講義が行われました。
10月9日(木)は前塾長で元防衛大臣の森本敏桂太郎塾顧問が「当面する国際情勢と日本の課題」をテーマにお話ししました。森本顧問は、緊迫化する中東の大変動を始めとする国際社会の動きから原発再稼働といった国内問題まで日本が抱える政策課題全般について詳細に解説しました。
23日(木)は政治シャーナリスである千葉科学大学薬学部の小枝義人教授が「ジャーナリズム」をテーマに講義しました。長年に亘り、ラジオ局、新聞社で政治記者を務めてきた小枝教授は、まずホワイトボードに「書きとどめよ。議論したことは風の中に吹き飛ばしてはいけない」(ガリレオ・ガリレイ)と書いてメモを取ることの重要性を指摘し、「ペーパーレスの時代だが、脳裏に刻むには紙媒体のメディアを活用することを勧める。傍線を引き、切り抜くというアナログ作業が大切」と述べました。
30日(木)は、前駐ブラジル大使である外務省の島内憲参与が「現代日本の外交」をテーマにお話しました。これまで多くの外交の舞台で活躍してきた島内参与は安倍晋三首相の「地球を俯瞰する外交」、日本の「新興国外交」について解説した上で、「私は世界中を飛び回ってきたが、日本は大変尊敬されている。そういう事実を日本人は知るべき」と語りました。
掲載日:2014年11月06日