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理事長就任にあたり

理事長 福 田 勝 幸

福田勝幸 理事長 平成23年6月の理事会において、理事長職を拝命致しました。拓殖大学が創立111年を迎えた本年、気を引き締めまして微力ではございますが、4年間一生懸命努力致しますので、どうか力強いご支援とご協力の程お願い致します。藤渡前理事長には、20年という長きに亘りご尽力されましたことに深甚なる謝意と敬意を表します。

さて、日本は3月の大震災以来大変な困難に直面し、大学の使命もまたこの困難を克服し、明るい社会を作り上げる原動力となる若い有能な人材を育成することが使命だと思っております。私は理事長就任にあたり、このような状況を鑑み大きな目標を掲げて困難を恐れず、新執行部一同と共に前に向かって進んで行く所存です。

理事長就任にあたり、具体的に四つの目標を申し述べます。

目標の一番目は、文京キャンパス整備事業です。現在第2ステージが進捗中であり完成後には、当初の予定どおり第3ステージを推進し、文京キャンパスと八王子キャンパスに分かれている商学部と政経学部の1・2年生を、できるだけ多く文京キャンパスに収容し、学部一体の教育を展開してゆきたい。そして、この都心回帰の大学間競争に勝ち進んで行きたいと思っております。

二番目は、八王子キャンパスで現在工事を進めている、400人収容の新しい学生寮を基軸とした展開です。これについては担当常務理事を中心に検討され、すでに工事に着手しており、来年の3月には完成予定です。そして、これを基軸として地方の学生を呼び戻したいと考えています。加えて、八王子キャンパス学生寮を中心とした課外活動など、これまで整備してきた施設を活かした色々な学生教育を展開して行きたいと思います。

三番目は、時代の要請でもあり、また、我が拓殖大学の建学の理念でもあるアジアを中心としたグローバル人材の育成です。残念ながら、ここ数年、本来拓殖大学が持っていた優位性が他大学の追い上げにあっています。これについては、早急に総合的かつ戦略的に立て直しを図りたいと考えています。

四番目は、体育の振興及び強化で、これについては以前から担当常務理事を中心に展開しており、近年めざましい成果を挙げています。これを継続、強化することによって、元気のいい拓殖大学の存在を全国に発信したいと思います。

これら四つの目標を実現することによって、拓殖大学の社会的評価の向上に努め、その結果として志願者数及び就職率の向上につながるのではないかと思っております。いずれにしましても、私ども新執行部は、教職員はもちろん、本学に関係する皆さんとしっかりとスクラムを組んで法人発展の為、また、大学教育の充実発展の為に全力で前に進みますので、どうか皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

掲載日:2011年07月08日

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