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安全保障・危機管理総合シンポジウム「大震災からの復興と原発」が開催されました
11月19日(土)文京キャンパスC201教室において、拓殖大学海外事情研究所主催の安全保障・危機管理総合シンポジウムが開催されました。
藤渡辰信総長による開会挨拶に続き、岸本周平民主党衆議院議員、熊谷大自由民主党参議院議員をパネリストとして、第1セッション「震災・原発事故からの復興へ向けて」をテーマに被災地の写真をスクリーンに表示するなど、地元仙台の熊谷議員のリポートも交えて、熱いシンポジウムが展開されました。
第2セッションは、福島章(独)原子力安全基盤機構理事をパネリストとして、「福島原発と原子力安全管理」をテーマに、配布資料を参考に発電所原子炉の概要など詳しい説明を受けました。
引き続き、袴田茂樹青山学院大学教授、阿部純一財団法人霞山会主席研究員をパネリストとして、第3セッション「東アジアの領有権問題」をテーマに、現状や今後の展望などの講義がありました。第1,第2セッション同様参加者からの質疑も殺到し、盛り上がりをみせました。
それぞれ熱心な解説・報告があり、森本敏海外事情研究所長がコーディネーターとなり、川上高司海外事情研究所副所長の司会の下進行されました。終日雨の土曜日で午前10時半から6時間にわたり、参加者123名が参加する有意義なシンポジウムとなりました。
最後に、渡辺利夫学長が閉会の挨拶の中で震災を通して感じた国家観などの話があり、盛大な拍手の中、閉会となりました。
掲載日:2011年11月19日