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元副学長草原克豪先生の出版を祝う会が開催されました
10月18日18時から、東京ガーデンパレスホテルにおいて、元本学副学長、元拓殖大学北海道短期大学学長、本学名誉教授の草原克豪先生がこの度上梓した『新渡戸稲造1862-1933【我、太平洋の橋とならん】』の出版記念パーティが出版社藤原書店と拓殖大学の共催で行われました。
世話人を代表して渡辺利夫総長・学長、藤原書店藤原良雄社長の挨拶の後、前東京女子大学学長 湊晶子氏、明治神宮武道場至誠館名誉館長(拓殖大学卒業生)田中茂穂氏、元文部科学大臣で文科省時代の草原先生の上司であった遠山敦子氏のお三方から来賓の祝辞が述べられました。会場を埋める100名の出席者は、熱心に耳を傾けていました。続いて草原先生の挨拶、学校法人拓殖大学福田勝幸理事長の乾杯の発声で歓談の宴にはいりました。
東大合気道部時代からの武道の仲間、文科省時代の同僚、大学での研究者の友人と懇親の場も盛り上がっていました。
『新渡戸稲造 1862-1933 〔我、太平洋の橋とならん〕 』 草原克豪(拓殖大学名誉教授)著
"真の国際人"初の全体像
37歳の時、『武士道』で国際的に名を馳せ、その後も一高校長として南原繁、矢内原忠雄、河合栄治郎ら多くの俊英を輩出するなど教育の分野でも偉大な事績を残す。国際連盟事務次長としてはユネスコにつながる仕事、帰国後は世界平和の実現に心血を注いだ。戦前を代表する第一級の教養人であり、”真の国際人”新渡戸稲造の全体像を初めて描いた画期的評伝。(帯紹介文から抜粋)
出版社 / 発行
藤原書店 / 2012 年 7月30日
著者
草原克豪(くさはら・かつひで)
1941年生まれ。東京大学教養学部卒。1967年から1997年までに文部省に勤務、その間にユネスコ本部に出向。1997年から2009年まで拓殖大学副学長兼拓殖大学北海道短期大学学長。現在は拓殖大学名誉教授。
主な著書に「近代日本の世界体験-新渡戸稲造の志と拓殖の精神」(小学館スクェア)、「日本の大学制度-歴史と展望」(弘文堂)、「「徳」の教育論」(芙蓉書房出版 共編著)、「大学の危機-日本は21世紀の人材を養成しているか」(弘文堂) ほか
掲載日:2012年10月19日