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『栄家の血脈』 王曙光 拓殖大学国際開発学部教授(著)

-激動の大陸を疾走する赤い資本家の誓い-

 

『栄家の血脈』王曙光 拓殖大学国際開発学部教授(著)近代中国の民族系産業を代表する栄家一族の創業史をテーマにしたノンフィクション。辛亥革命、国内軍閥混戦、日中戦争、国内内戦、新中国誕生、文化大革命、そして改革開放期の数々の試練を乗り越えた栄家一族の壮絶な歴史をとりまとめた一冊。

20世紀初めに江蘇省無錫に創業された栄家企業は、1940年代には中国の製粉・紡績業の半分天下を牛耳った最大の民族系企業グループに成長した。新中国誕生後、栄家企業が国有化されても、一族のリーダー・栄毅仁が政界入りし「赤い資本家」と呼ばれ、後に国家副主席の要職にまで上りつめた。その毅仁が創業した「中信集団」も、いまや中国最大の官製企業グループ。さらに、毅仁の長男・智健は現在、香港最大の中国資本企業「中信泰富」を統率し、中国ナンバーワンの「大富豪」になっている。 本書はノンフィクション調で書かれた中国民族系企業史の研究調査報告でもある。

 

出版社/発行

東洋経済新報社 /2006年5月25日

掲載日:2006年05月25日

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