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『信頼のガバナンス』 田中一昭 政経学部教授・岡田彰 政経学部教授 編著

-政府はいかにして人々の信頼を獲得しうるか-

 

信頼のガバナンス 政府に対する信頼が著しく低下している。政府が信頼を失えば、政策は実効性を失う。この現象はわが国に特有のことではない。政府はなぜ信頼されないのかを問うことは、政府とは何か、政府はなにをすべきかを問うことになる。残念ながら、わが国では政府の信頼に関する研究は極めて乏しい状況にある。

「政府への信頼」についてのメルクマールも必ずしも明確ではなく、政府の信頼とは何か、政府への信頼をいかに指標化し、計測するのか。そもそも「政府」とは、国の統治機構を指すのか、あるいは、中央政府を指すのか、地方公共団体を含むのか、明確ではない。

本書は、政府(中央・地方)に対する国民の信頼こそが真の意味でのガバナンスを高めるという認識のもと、政府の信頼とは何か、どのような見方があり、時代により、国によりどう把握されているのか、信頼度の基準は何か、どう計測するか、信頼の現状、信頼の獲得・醸成の手法等について明らかにすることを意図した。それをモデル的に検証すべく、日本を代表する9人の有識者にインタビューを行った。この問題に対する解決への第一歩とする趣旨からである。本著の大きな特徴である。

 

出版社/発行

株式会社 ぎょうせい / 2006年 7月 3日

掲載日:2006年07月03日

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