拓殖大学関連の刊行物
『ASEANとAPEC:東アジアの経済統合』 吉野文雄 拓殖大学 海外事情研究所 教授(著)
ASEAN(東南アジア諸国連合)は、1967年に結成された地域協力機構のいわば老舗である。
APEC(アジア太平洋経済協力)は、先進国と開発途上国とが参加して1989年に結成された。
WTO(世界貿易機関)による世界大の貿易自由化が停滞している現在、これらの機構への期待は大きい。しかし、これらの機構にできることは多くはない。
経済的には明るい展望が多い地域協力機構を、制度的かつ歴史的に分析した。
結論は、地域協力の意義はあるが、それのみで参加国の成長が保証されるわけではないというものである。広汎なご批判を乞うしだいである。
出版社 / 発行
拓殖大学研究叢書 / 2007年3月31日
掲載日:2007年03月31日