拓殖大学関連の刊行物
『ケータイの裏側』 石川一喜(拓殖大学国際開発研究所助教)他共著
今や日本の携帯電話の契約数は1億を超え、「1億総ケータイ化時代」になったと言えます。しかし、ケータイメールに夢中になっても、果たしてそれがどこから来てどこへ行くのか、気にしている人はほぼ皆無でしょう。ハイテクの結晶であるケータイは、原材料も回収や廃棄後のゆくえも一般にはあまりよく知られていません。ましてや、老舗の技術がいろいろなところに活かされていることや遠い国の紛争とつながっていることには思いが及びもしないのでは?
人間関係への影響、多額を費やす広告戦略、電磁波…気になることはまだまだあります。あまりにも当たり前になったケータイのあえて裏側を今こそ覗いてみてはどうでしょう。
出版社 / 発行
コモンズ / 2008年4月10日
著者
石川一喜 (いしかわ かずよし)
1971年岩手県生まれ。東京学芸大学院教育学研究科修士課程修了。専門は開発教育、ファシリテーション、ワークショップ。本学の「国際開発教育ファシリテーター養成コース」の企画運営に活躍。
掲載日:2008年04月10日