拓殖大学関連の刊行物
日本の大学制度-歴史と展望- 草原 克豪(拓殖大学副学長・拓殖大学北海道短期大学学長)著
日本の大学制度はいま大きく変わりつつある。大学がどのように変わるべきか、そのために国は何をすべきか。どのように大学政策を展開すべきか。これに答えるためには、過去から現在までの大学政策の大きな流れをつかむことによって、現状の問題点を明らかにする必要がある。
本書は、戦前および戦後の高等教育制度の歴史を振り返りながら、その時々の主要な政策課題とそれに対する政府や関係者の対応をたどり、大学政策の変遷課程を時間軸に沿いながら俯瞰したものであり、これからの大学制度および大学政策を考える上での、ひとつの見取り図あるいは羅針盤としての役割を果たすものである。
出版社 / 発行
弘文堂 / 2008年4月15日
著者
草原 克豪 (くさはら かつひで)
1941年北海道生まれ。東京大学教養学部卒業。1967年文部省に入省。コーネル大学経営行政大学院留学、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)勤務を経て、文部省学術国際局国際学術課長、高等教育局専門教育課長、医務教育課長、企画課長、大臣官房人事課長、大臣官房審議官(高等教育局担当)、生涯学習局長を歴任。1997年より拓殖大学北海道短期大学学長・本学副学長に就任。主な研究分野は文教政策、とくに大学改革および生涯教育。新渡戸稲造と教養教育。
掲載日:2008年04月15日