拓殖大学関連の刊行物
『言語テスト学入門~テスト作成の基本理念と研究法』 尾崎茂(外国語学部准教授)著
言語テストは、言語使用の構成要素の的確な把握が必要であるという点と、学習者にとって非常に強い動機となりうるという二つの点で、外国語教育における最も重要な分野である。
しかし、学部や大学院で言語テスト学に関する授業を担当してみると、「テスト理論は難しく、教科書を読んでも理解できない」といった学生からの反応が多かった。
そこで、本書は最後まで読んでもらい言語テスト理論や研究方法の外郭を理解してもらうために、非常に簡潔に重要な点だけをまとめた。また、理解しやすいように日本における学校英語教育を例として多くあげている。より詳細な専門知識への橋渡しとなれば幸いである。
出版社 / 発行
大学教育出版 / 2008年5月19日
著者
尾崎 茂 (おざき しげる)
銀行員、中・高校教員を経験後、明善短期大学専任講師、四国学院大学助教授、北海道教育大学札幌校専任講師、愛媛大学助教授を経て、現在拓殖大学外国語学部准教授。主な研究分野は言語テスト学や国際理解教育。
掲載日:2008年05月19日