『日本人が知りたかった東洋史　東洋道義～小川哲雄伝～』　岩武光宏　著

1992年本学政治学科卒業の著者が、拓大の先輩であり、師であった小川哲雄氏の業績を克明に書きながら、拓大の歴史とアジアの近現代史に迫っている。また、巻頭の序文は本学の藤渡辰信理事長・総長が著し、引き続き推薦の言葉を衆議院議員の鈴木宗男氏（1968年本学卒）が述べている。帯には元外務省主任分析官の佐藤優氏の『真の国際人になるためには、自らの国の歴史に誇りをもたなくてはならないということを本書は教えてくれる』という推薦文までついている。本の中にも拓大に関する著述が散見され拓大関係者には興味深い一冊である。

出版社 / 発行

大分合同新聞社／2009年4月1日

編著者

岩武 光宏 （いわたけ　みつひろ）
1969年、福岡県北九州生まれ。1992年拓殖大学卒業後、在学中に小川哲雄から親しく教えを受ける。 北九州市立大学大学院（法学修士）修了。現在、民間会社勤務の傍ら執筆活動を行う。

掲載日：2009年04月01日