拓殖大学関連の刊行物
『日本の曖昧力』~融合する文化が世界を動かす~ 呉善花(国際学部教授)著
日本人は「物事をはっきり言わない」「自主性がない」などと非難されることが多い。だが韓国出身の比較文化学者である著者はいう。むしろ曖昧だからこそ、日本は世界有数の安全で豊かな国になれたのだ。これからは世界全体に、調和がとれた人間関係、環境への順応性を生み出す「曖昧力」が求められる時代になるだろう。
では、日本人の曖昧さはなぜ生まれたのか?微妙な歪みを愛する美意識の源泉とは?日本庭園の世界観や、旅好きの国民性の由来などにも迫る。拓殖大学の超人気講義を紙上再現!(本書内容紹介から引用)
出版社 / 発行
PHP研究所/ 2009年5月1日
著者
呉 善花 (お そんふぁ)
1956年、韓国・済州島生まれ。83年に来日、大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。 その後、東京外国語大学大学院修士課程(北米地域研究)修了。評論家。現在、拓殖大学国際学部教授
掲載日:2009年05月01日