拓殖大学関連の刊行物
『Environmental Change and Foreign Policy: Theory and Practice』 原嶋洋平(国際学部教授)他共著/Paul G. Harris 編
本書は、世界各国の専門家が集い、北アメリカ、アジア、ヨーロッパ、南アメリカ、アフリカの各地域と各国の事例研究を通して、環境・自然資源の保護に向けた外交政策の過程・制度を考察する。人類が自然環境に及ぼしてきた変化に国際社会がどのように対処してきたかに焦点をあて、環境を制約し、環境問題への行動を決定する主体・制度について分析している。さらに、環境問題が外交政策の過程に及ぼす影響を明らかにし、環境外交政策の評価も行なう。
これらをもとに、気候変動、生物多様性、水資源、化学物質、「貿易と環境」など多様な環境問題をめぐる具体的な行動を詳細に描き出している。
出版社 / 発行
Routledge/ 2009年6月
著者
原嶋 洋平 (はらしま ようへい)
名古屋大学大学院修了。博士(学術)。専門は環境政策学。地球環境戦略研究機関(IGES)主任研究員を経て、2000年4月から拓殖大学に。国際協力機構(JICA)環境社会配慮審査会委員、環境省調査研修所講師、文京区リサイクル清掃審議会委員なども兼務
掲載日:2009年06月01日