拓殖大学関連の刊行物
『否定と言語理論』 山田政通(外国語学部学部長・教授)他共著 /加藤泰彦 他編
否定研究の全体像を探る
本書は、言語における否定現象の研究者20名の論文を集めたアンソロジーで、現時点での否定研究の最前線を示す。否定とその関連現象は、人間の言語と認知に深く関わり、それらの構造と機能およびそのインターフェイスの解明に不可欠な基礎をなす。
本書では現代言語学の観点から統語論・意味論・語用論・史的研究における最新の研究成果を提供する。
それぞれの領域における論考は、トピックとアプローチの両面において多彩であるが、広範な領域からの知見をもとに、否定の全体像を明らかにし、さまざまな研究領域やアプローチの相互理解と将来の発展の可能性を探る。
出版社 / 発行
開拓社 / 2010年6月18日
編著者
山田政通(やまだ まさみち)
米国ジョージタウン大学大学院修了。言語学博士(2000年)。専門は、談話分析、語用論、社会言語学。東京都立高校教員を経て、1988年より拓殖大学に。現在外国語学部学部長。著書『The Pragmatics of Negation』(ひつじ書房2003年)。
掲載日:2010年06月18日