拓殖大学関連の刊行物
『世界と日本のフェアトレード市場』 長坂寿久(国際学部教授)編著/(財)国際貿易投資研究所 企画
日本で初めての本格的なフェアトレード市場調査の報告書で、同時に世界の市場動向も紹介しています。世界のフェアトレード市場における日本のシェアは1.7%(2007年)と極めて小さいのですが、今後日本でも拡大していくのではないかと期待されている状況や市場構造が報告されています。日本におけるフェアトレード市場の行方如何が、今後の日本の変革へのバロメーターとなっています。
本書は、2004年以来、主だったフェアトレード団体の方々と共に開催してきた(財)国際貿易投資研究所でのフェアトレード研究委員会(座長 拓殖大学国際学部教授 長坂寿久)の研究成果の一つで、昨年出版の『日本のフェアトレード』(長坂寿久編著、明石書店)の姉妹編です。
出版社 / 発行
明石書店/2010年10月20日
著者
長坂 寿久(ながさか としひさ)
1942年、神奈川県生まれ。明治大学卒、1965年日本貿易振興会(現JETRO)入会、1999年拓殖大学国際開発研究所教授を経て2000年4月国際学部教授。
JETRO客員研究員、(財)国際貿易投資研究所客員研究員。
主な研究分野は国際関係論(NGO・NPO論)特にグローバリゼーションとNGOの関係、「行政(政府)=NGO・NPO=企業(産業)」の3者の関係、NGO・NPOと企業の関係(CSR=企業の社会的責任)、およびフェアトレードの研究。
掲載日:2010年10月20日