拓殖大学関連の刊行物
『イラストで学ぶヒューマンインタフェース』 北原義典(工学部非常勤講師)著
本書は、特に、ヒューマンインタフェースの概念や人間の特性に基づく機器やシステム、ソフトウエアのユーザインタフェース設計技法について、体系的に整理し、イラストを用いてわかりやすく解説した書である。ここで解説した内容は、人に優しい家電品、操作しやすい情報機器、安全な車、といった装置やシステムの開発だけでなく、使いやすいアプリケーションソフト、気持ちよく買い物できる店内、わかりやすい資料やプレゼンテーションの設計など、多くの場面で役立つものである。これからヒューマンインタフェースを学ぼうとしている学生だけでなく、上述のような業務に携わる設計者やビジネスマン、さらには、一般の方にもぜひ読んでいただきたい一冊である。
出版社 / 発行
講談社/ 2011年 9月20日
著者
北原 義典(きたはら よしのり)
1955年静岡県生まれ。1979年広島大学総合科学部情報行動科学コース卒業、1981年同大学院修士課程終了。1996年東京大学大学院工学系研究科にて博士号取得。2005年より本学工学部非常勤講師を務める。1987年電子通信学会学術奨励賞受賞。1989年日本音響学会粟屋潔賞受賞。他の著書に、「謎解き・人間行動の不思議」講談社ブルーバックス、「なぜ、口べたなあの人が、相手の心を動かすのか?」講談社プラスアルファ新書がある。
掲載日:2011年09月20日