拓殖大学関連の刊行物
『証券化―新たな使命とリスクの検証』 高橋智彦(政経学部教授)、桑木小恵子、渋谷陽一郎 著/川北英隆 編著
サブプライムローン問題、リーマンショックの元凶として証券化が挙げられている。その当時の証券化の在り方に問題があったことは否めず、市場の発展は止まったままである。日本でも一部を除きまだ十分に発展していない。しかし、証券化は運用面の問題は多々あったものの、一定の社会的意義があるから進展したはずである。
ここでは日本の証券化の歴史、課題や改革の方向性、リスク、関係機関の対応を法律、会計、経済の各観点から扱い、分析を行うとともに証券化の今後の方向性を探っている。
出版社 / 発行
金融財政事情研究会 / 2012年1月27日
著者
高橋 智彦(たかはし ともひこ)
87年慶應義塾大学経済学部卒、01年筑波大学博士(経営学) 87年日本生命保険入社、ニッセイアセットマネジメント、国際金融情報センター等出向を経て09年4月より現職著書「マーケティング・経営戦略の数理」朝倉書店(2009)(共著)ほか
掲載日:2011年12月01日