拓殖大学関連の刊行物
『プロジェクトマネジメント入門』 徳永達己(大学院国際協力学研究科講師)共著 花岡伸也編著
プロジェクトとは定常業務と対比させた業務のことであり、有期性と独自性を併せ持っています。グローバル時代を迎えた今日、私たちの身の回りでもこれまで前例のない業務が数多く行われており、その重要性はより高くなっています。
本書は、プロジェクトマネジメントの世界標準ガイドラインといわれるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)や国際協力のプロジェクト現場で幅広く活用されているPCM(Project Cycle Management)手法などプロジェクトマネジメントに役立つ知識、スキル、ツール、技法について体系的にまとめた入門書です。
また、アフガニスタンで実際に行われた復興支援プロジェクトなど豊富なプロジェクト事例を題材として、学生などこれからプロジェクトマネジメントについて学ぶ人達にも理論と実践の両面から理解できるような構成になっています。
なお、本書は編著者である花岡伸也准教授が担当する東京工業大学工学部国際開発工学科「プロジェクトマネジメント」の講義資料を編集したものであり、同講座および拓殖大学大学院国際協力学研究科「開発マネジメント論(事例研究)」の教科書としても利用されています。
出版社 / 発行
朝倉書店 / 2012年12月25日
著者
徳永達己(とくなが たつみ)
1961年神奈川県生まれ。拓殖大学商学部卒、東京海洋大学大学院商船学研究科博士課程修了、博士(工学)、技術士(建設部門)。青年海外協力隊、(社)国際建設技術協会を経て、2003年から開発コンサルタントである(株)エイト日本技術開発・国際事業本部に勤務し、主に開発途上国の道路整備や都市開発等のプロジェクト業務に従事し現在に至る。2007年より拓殖大学大学院国際協力学研究科講師として「開発マネジメント論(事例研究)」の講義を担当し、東京工業大学工学部国際開発工学科等の非常勤講師も務めている。
掲載日:2013年07月17日