拓殖大学関連の刊行物
『中国人の誤解 日本人の誤解』 中島 恵(外国語学部中国語学科、88期卒) 著
なぜ、お互いの悪印象ばかりが増幅するのだろうか。
国交回復以来、最悪の状況となっている日中関係。中国人を知らない日本人、日本人を知らない中国人がお互いの悪印象を増幅させ、不幸な状況を形づくっている。
では、お互いにどのような誤解を重ねているのか。 中国取材を重ねているジャーナリストが丹念に聞き出した、彼らの「本音」に真摯に耳を傾ければ、私たちからは見えない「日本人の姿」が見えてくる。
目次
プロローグ えっ、「日本が中国と戦争したがっている」って?
第1章 「中国人」も「日本人」もいない
第2章 AKBが日中関係を救う
第3章 「抗日ドラマ」は誰が見ている?
第4章 なぜお互いの好印象は伝わらないのか
第5章 ありふれたトラブルが、「日中」の問題にすり替わる
第6章 日本人と中国人が抱える同じ悩み
終章 お互いの素顔を知らない永遠の隣人
出版社 / 発行
日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ=新書) / 2013年 10月 9日
著者
中島 恵 (なかじま けい)
1967年、山梨県生まれ。拓殖大学中国語学科卒(88期)。日刊工業新聞社を経て、香港中文大学に留学。96年よりフリ―ジャーナリスト。中国、香港、台湾などアジアのビジネス事情、社会事情などを執筆している。著書に『ポジャギ 韓国の包む文化』(白水社)、『中国人エリートは日本人をこう見る』(日本経済新聞出版社)などがある。
掲載日:2013年10月10日