拓殖大学関連の刊行物
『インドネシア領パプアの苦闘』 井上治(政経学部教授)著
本書は、ニューギニア島の西半分を占めるインドネシア領パプアの分離独立問題の背景をパプア人社会の立場から詳述したものである。
インドネシア領パプアの苦闘 -分離独立運動の背景
- 序章 :パプアの概要
- 第1章 :パプアの民族指導者たちの死
- 第2章 :パプアの人権状況
- 第3章 :フリーポート社とパプア
- 第4章 :マイノリティー化するパプア人
- 第5章 :パプア問題の特異性
- 第6章 :インドネシアへの併合過程
- 第7章 :パプア分離独立闘争
- 第8章 :パプア分離独立問題の展開
- 第9章 :第2回パプア住民会議の諸決定
- 第10章:第2回パプア住民会議への反応
- 第11章:パプア特別自治法の施行
- 第12章:パプア州の分割をめぐる混乱
- 第13章:パプア住民協議会の苦闘
- 第14章:第3回パプアの住民会議とその後の展開
出版社 / 発行
めこん / 2013年11月10日
著者
井上治(いのうえ おさむ)
1964年、東京生まれ。
1987年、拓殖大学政経学部政治学科卒業。
1992年、同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。社団法人国際情勢研究会研究員、ダルマプルサダ大学(インド ネシア)客員講師を経て、2003年、拓殖大学政経学部助教授。
2011年、拓殖大学政経学部教授。
【主な著作】
単著:『ペタ関連資料・日本人指導官の意識と行動・森本武志・ジャワ防衛義勇軍』(鳳書房、1995年) 編著:『ペタ関連資料・カプテン柳川留魂録・ジャワ防衛義勇軍・柳川宗成遺稿集』(鳳書房、2007年) 共著:「岩崎育夫編『新世代の東南アジア~政治・経済・社会の課題と新方向』(成文堂、2007年)、加納啓良監修『インドネ シア検定』(めこん、2010年)
掲載日:2013年11月08日