拓殖大学関連の刊行物
『EMC概論演習』 渋谷昇(工学部教授)、高橋丈博(工学部教授)著
本書は、環境電磁工学(EMC)の分野の入門書のスタンダードである「Introduction to Electromagnetic Compatibility」(C.R.Paul著、邦訳「EMC概論」、ミマツデータシステム)の章末問題の解法集です。Paul氏のSolution Manualを参考に解法をまとめ直し、さらに、各章毎に梗概を設けて解答に必要な解説を加えたもので、企業でEMC設計、評価などに従事する研究者や技術者、大学等でEMCを学ぶ学生などに最適な演習書となっています。
EMC分野に従事する初学者にとって、理論やメカニズムを知るための基礎的な問題が幅広く用意されており、解法を理解することにより、基礎や実践への応用力を身につけることができます。
出版社 / 発行
科学技術出版 / 2012年12月
著者
澁谷昇(しぶや のぼる)
1978年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。理博。東京農工大学工学部助手、同助教授、拓殖大学助教授を経て、1993年より拓殖大学工学部教授。1972年独チュービンゲン大学留学。超音波画像解析や環境電磁工学分野の研究に従事。エレクトロニクス機器の国際規格を審議するIECのACEC国際委員、SC77B国内委員長を務めている。
高橋丈博(たかはし たけひろ)
1987年東京農工大学大学院工学研究科修士課程修了。キヤノン、拓殖大学工学部助手、同助教授を経て、2006年より拓殖大学工学部教授。博士(工学)。2011年米クレムソン大学客員研究員。主に、電子機器の電磁ノイズのメカニズムの解析やノイズ低減設計法の研究に従事。
掲載日:2012年12月18日