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ロンドンオリンピック メダリストの先輩が紅陵祭で、凱旋報告
拓殖大学の学園祭「紅陵祭」が10月19日から八王子キャンパスで三日間の日程で開催されました。今年のテーマは「Re:fresh」。「オリンピックイヤーに花を添えたい」と決められたテーマです。
19日午前11時から行われた開会式に引き続き、ロンドンオリンピック、男子レスリング金メダリストの米満達弘選手(2009年政経学部卒)、銅メダリストの湯元進一選手(2007年政経学部卒)が、後輩の学生に凱旋報告を行いました。
湯元選手は「応援に感謝するとともに、オリンピックで戦えたことを誇りに思う」と語り、米満選手は「金メダルを母校に持って帰れて光栄。次のリオデジャネイロで二連覇を目指したい」と決意を語りました。
会場の学生ホールには、約200人の後輩の学生たちが集まり、「試合では緊張すると思うが、それをどうやって克服するのか」「メダルをとって変わったこと」などについて質問がでました。
米満選手は「緊張している方が120パーセントの力が出る。緊張は自分にとってガソリンである。レスリングはマイナーな競技だが、メダルを取ったことで注目され、うれしい。サインを求められるようになったので、昔より漢字も書けるようになった」。
湯元選手は「オリンピックで緊張しないほうがおかしい。人生で一番緊張したが開き直ったら怖いと思わなくなった。町を歩いていて声をかけられたり、外で食事をしていると知らない人から差し入れがあったりして、オリンピックの力はすごいと思った」とそれぞれ語り、会場を沸かせました。
学生は握手を求めたり、写真を撮ったりとメダリストの先輩とふれあいを楽しんでいました。
掲載日:2012年10月22日