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第16回 後藤新平・新渡戸稲造記念 拓殖大学高校生・留学生作文コンクール表彰式・記念パーティーが行われました
10月26日、拓殖大学文京キャンパスC館201教室で高校生・留学生作文コンクールの表彰式が開催されました。このコンクールは、本学第三代学長の後藤新平、当時後藤の下で第二代学監を勤めた新渡戸稲造の国際的思想を顕彰し、若者に伝えていきたいという願いから高校生・留学生を対象に毎年作文コンクールを続けてきました。今年は16回目で、全国の高校生・留学生から2,627点の応募がありました。
その受賞者中の後藤新平賞(最優秀賞)から入選までに選ばれた高校生・留学生28名と、同伴の先生、ご父母、主催者側からは審査委員などの関係者80名あまりの参列者で表彰式が行われました。開式の始めに主催者として渡辺利夫 本学総長、続いて阿南惟正本学後援会長が挨拶を述べ、表彰状の授与に移りました。
今年は、熊本県立玉名高等学校の古閑原あずさ さんの『同じ地球に生きる友として』という作品が高校生の部の後藤新平賞(最優秀賞)に輝きました。「ユニセフのイベントに参加したことで、アフリカからの留学生と交流しいろいろなことを考えさせられた。その経験を通して同じ地球人としての共感、将来への夢を持つことが出来た」という内容の作品でした。
留学生の部では台湾からの留学生 高 聆倫(コウレイリン)さん(横浜YMCA学院専門学校)の『わっしょいわっしょい!』が新渡戸稲造賞に選ばれました。「アルバイト先の先輩に連れて行ってもらって日本の夏祭りを見学した。人混みの嫌いな私は最初行きたくなかったが祭りに感動し、来年は神輿を担がせてもらうことにもなった。日本の伝統文化は素晴らしい。これからもいろんな体験をしたい」と述べています。賞状授与の後、最優秀賞受賞者の二人はそれぞれに壇上で受賞の喜びの挨拶をしました。
また、記念スピーチとして、本学の提携校であるインドネシアのダルマプルサダ大学と、台湾の東呉大学でそれぞれ行われた本学共催の日本語スピーチコンテストに高校生の部、大学生の部で優勝した学生4名が会場にゲストとして招かれ、記念スピーチをしました。
午後はキャンパス内の学生食堂で記念パーティーとなり、全国から集まった受賞者がなごやかに懇談しました。来賓の方からは、作文の文章だけでなく皆さんの志の高さに感動しました、との賛辞がありました。
第16回 後藤新平・新渡戸稲造記念 拓殖大学 高校生・留学生作文コンクール 審査結果
掲載日:2014年10月28日